離脱症状(急性時)

入院初日から自分としては一気にやってしまいたいという気持ちがあり、朝昼晩に服用していたリボトリール1mgの計3錠を一気に断薬し、メイラックス1mgを服用しました。お昼の時間帯から入院した為、入院初日の昼食後からリボトリール断薬を開始。その日の夕方位になると少し動機が始まり、手などに汗をかくようになり離脱症状という拷問の序章が始まりました。夕食後から動機が強くなり手に汗、手や足の震え、脳の神経がふわふわし神経過敏になる、頭痛がする、息苦しくなる、不安や緊張が強まる、そわそわしだすなどの症状が徐々に強くなりました。

断薬から2日目から4日目にかけて離脱症状が極限に達しました。極度の不安や緊張、極度の脳の神経過敏、水の中で溺れてしまうそうな極度の息苦しさ、手足の震えは増し、常に誰かに見られているような過剰な神経過敏などの症状から、まるで麻薬中毒で気が狂ったように麻薬を欲しているような非情な拷問が始まりました。実際には、麻薬が体に作用する作用機序とリボトリールの作用機序は酷似しているので、使用量や使用期間によって違いはあるかもしれないが麻薬を断絶した際の苦しみとほぼ変わらないと私は思います。リボトリールは合法の麻薬であり悪魔の薬だと私は痛感しました。元々リボトリールは抗てんかん薬で頭痛やめまいやその他の症状に応用して使用されている薬ではあるが、ベンゾジアゼピンという精神安定剤の部類に入っている薬で、ベンゾジアゼピンの部類では群を抜いて薬の力価が圧倒的に高い薬です。

断薬2日目から4日目にかけて、離脱症状が非情にも酷く体に極度の負荷がかかっていた為なのか、全身にアトピーが発症し体の皮膚はボロボロになり、顔の一部は爛れてしまいました。離脱症状が苦しすぎて約1週間程一睡もできずに24時間の非情な苦しみを、ただただ、ひたすらじっと耐え忍いでいました。大げさに聞こえるかもしれませんが、拷問の生き地獄でした。兎に角、5分、10分経つのが非常に長く感じ一日がまるで1年のように感じました。私の場合は、断薬と同時にメイラックス1mgを服用していたが、リボトリール1mgの3錠を一気に断薬したからその分離脱症状が非情に強く出ました。「非常」ではなく何度かあえて「非情」という言葉を使用した理由は、字のごとく無慈悲で非情な苦しみだったからです。この「非情」な苦しみが1週間続き、2週間目は非情から非常な苦しみに徐々に変わっていきました。

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